Gerateria SINCERITA

Blog: ジェラートマイスターのブログ

いつも、ジェラートのことを考える。
いつも、どうすればもっと美味しく作ることが出来るか考える。
そういうプロセスが大切だと思うから、少しだけ書き連ねていこうと思う。

どんなメディアよりも、自分の言葉が一番しっくりくるものです。
ちょっとしたお知らせとか、ちょっとした思い付きとか、
自分の言葉で伝えたいことを
ゆるりとお伝えしようと思います。


観光地の在り方。

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画像:観光地の在り方。

遅い夏休みでただいまスペイン。

13、4年ぶりにやって来たバルセロナは懐かしくもあり、新鮮でもある。自分でお店をやっていると、職業病みたいなものでついつい何でも店目線で見がちだ。

変わってないこともあれば、変わったことも沢山あって、昔来た時はもちろん、スマートフォンもなければ、インターネットの普及自体がまだ微妙だったので、ヨーロッパ全体で一気にインターネットが広がってからはきっとかなり色々変わったんじゃないかと思う。

例えば、サグラダファミリアはインターネットで予約すれば入場する時間を15分刻みで選んで入れるようになっていたり、他のガウディ建築もネット予約も当たり前になっている。タブレット付きのガイドを抱き合わせのように付けられて入場料もかなり上がった感もあるが...

それはさて置き、変わったと感じることの1つに日本人への認識もある。昔は「ニイハオ!」と声をかけられていたのが、現地の人も日本人、韓国人、中国人の区別が付く人も増えたことにも驚いた。
比較的、日本人は優遇されてる感さえ感じることもある。
世界は多様で、より受け入れらるようになった。

そんな中でバルセロナのような大観光地に来ると、僕たちが学ぶべきことが沢山あった。それは、外国人のお客さんに対する姿勢みたいなことで、昔来た時よりももっと外国人観光客に対して寛容になったように感じた。
バルセロナのような大きな街でも、親切に優しく接してくれるのは旅をしていて本当に気持ちが良いことで、それだけでその旅の印象や、その街の印象がガラッと変わることもある。
ちょっと離れたジローナという街に行った時も、英語が通じなくても一生懸命、ちゃんと接してくれたことは、やっぱり嬉しかった。

阿佐ヶ谷という街のちょっと奥まったところにあるジェラテリアであっても、外国人のお客さんは確実に増えていて、オリンピックも控えていることを考えても、今後はより外国人のお客さんへの配慮は考えていかなければなと思う。

日本って、ちょっとドライと言うのか、距離を置きたいというのか、道端ですれ違った知らないおばあちゃんに挨拶するようなことはあまりしないことが多いように思うけど、挨拶したり、困ってそうなら声をかけたり、ちょっとお話したりするくらいあった方が雰囲気が良いのになと思う。

建築や美術館のような観光資源とは別に、先に書いたように、その地の人との関わりみたいなことが意外と一番思い出になって、良い所だったなーと思い返すようなことが個人的には多いから、僕たちもそういう姿勢でお店も個人としても臨んでいきたいなと思う。

言葉の問題ももちろんあるけれど、それとは別に単純に「優しく接する」というだけでも全然違うと思う。

そして、そういう姿勢の人が増えなければ、より良い観光国にはなり得ないんじゃないだろうか。
旅行者は勢い良く増えているけれど、まだまだインフラも人の心持みたいなものも追い付いていないのかもしれないなと感じつつ、そろそろ、次の街へと向かおう。

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写真:店舗

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