Gerateria SINCERITA

Blog: ジェラートマイスターのブログ

いつも、ジェラートのことを考える。
いつも、どうすればもっと美味しく作ることが出来るか考える。
そういうプロセスが大切だと思うから、少しだけ書き連ねていこうと思う。

どんなメディアよりも、自分の言葉が一番しっくりくるものです。
ちょっとしたお知らせとか、ちょっとした思い付きとか、
自分の言葉で伝えたいことを
ゆるりとお伝えしようと思います。


街の自慢。

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画像:街の自慢。

先にも書いたように、アーモンドの産地近くでもあり、エルセジェールデカンロカとかいう何度か世界一に輝いたレストランがジローナというバルセロナから1時間半くらいかかる小さな街にも行きました。

できれば、レストランも行きたかったのだけど、本当に数ヶ月間予約で一杯で、結局、レストランには行けなかったのですが、地元の人たちにとってどういうことなのか知りたくて、お店のあたりまで行ってみました。

街自体は本当に小さな古い街で、古い街並みが綺麗で中心は観光地的でもあります。
レストランはその中心から歩いたら40分くらいの距離で、ちょっと郊外の住宅地にあります。

カンロカは、シェフ、パティシエ、ソムリエの三兄弟でやっているのですが、そのお母さんが実はすぐ近くで食堂をやっています。しかも、1967年から!

彼らの料理のルーツ的なものもあるのかなと思って、今回はこの食堂に行くのも楽しみにしていました。
お昼だけ営業していて、地元の人たちでとにかく賑わっています。
1200円くらいで前菜、メイン、デザート、ドリンクもついて、ものすごい量が出てきます。本当にお母さんらしい方が厨房に立っていて、料理一家なんだなぁと嬉しくなりました。ルーツがあることというのは、より説得力があって、レストランである根幹みたいなものになると思うので、長く続けていく上でもブレない芯みたいにもなっているんじゃないかなと思います。勝手な想像ですけど。

何より、お袋の味的な料理も美味しかったです。洗練されている料理という訳ではなくて、ローカルな素材を昔からのまま作った感じのものばかりでした。
地元の人たちで賑わっている雰囲気がとても良くて、サービスのおばさま方のテキパキ仕事をこなすのも気持ちが良かったです。僕にとっては、もちろん洗練された最先端みたいなことも好きだけど、ピンと来るのはどちらかと言うとこういったローカル的でアナログで、地域と人や、人と人の繋がりみたいなものが感じられることの方が楽しいなと感じるんだなと言うことも改めて。

地元のお客さんに、この近くに世界一のレストランがあるのよ!と嬉しそうに声をかけてくれたりしている様子を見ると、きっと、地元の人たちにとっても自慢できることなんだろうなと思いました。

その地域の人の自慢になるようなお店。というのは、本当に素敵なことだと思ったし、僕たちもそんなお店作りができるといいなと思います。

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写真:店舗

Gelateria SINCERITA

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