Gerateria SINCERITA

Blog: ジェラートマイスターのブログ

いつも、ジェラートのことを考える。
いつも、どうすればもっと美味しく作ることが出来るか考える。
そういうプロセスが大切だと思うから、少しだけ書き連ねていこうと思う。

どんなメディアよりも、自分の言葉が一番しっくりくるものです。
ちょっとしたお知らせとか、ちょっとした思い付きとか、
自分の言葉で伝えたいことを
ゆるりとお伝えしようと思います。


グルノーブルの胡桃。

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画像:グルノーブルの胡桃。

ナッツの旅、最後はいつもメルノワで大変お世話になっている胡桃の街グルノーブルへ行って来ました。

胡桃はイタリアでも美味しいものがあるのですが、日本では普通にはなかなか手に入らないので、ちゃんと食べ比べたことがありません。
手に入る中で一番美味しかったのがフランスはグルノーブルの胡桃で、今でもグルノーブルのものを使っています。ペリゴール産も有名なのですが、個人的な好みとしてはグルノーブルの胡桃が気に入っています。

お菓子に関わる人なら一度は聞いたことがあるであろう、グルノーブル。
でも、グルノーブルに行ったことあるよ!という話は聞かないし、これだけ胡桃の名産地だと聞くと行くしかありません。

これまた、何も当てなくとりあえず行ってみるパターンです。
グルノーブルは、フランスの一番イタリアに近い街で、トリノからバスで3時間ほどで着きます。ちょっと甘かったのが、言葉が全く通じないこと。フランス語は全く分からないし、英語もあまり通じず、胡桃探し自体なかなか大変でした。

街自体はまあまあ大きな街で、スーパーや市場に行けば殻付きの胡桃が大抵売られています。
そして、フランスらしく胡桃を使ったお菓子も沢山あるし、料理にもよく使われていました。馴染みのない胡桃菓子も沢山あって、色々試しました。
これでもか!というくらい胡桃を使ったものもあるし、なかなか面白かったです。

スペインやイタリアよりも胡桃を使っているのをよく見かけました。
お菓子の種類が多いし、お菓子屋さん自体も多いこともあって、確かに胡桃の産地なんだなぁという雰囲気が漂っていて嬉しかったです。

ただ、実際どこで作られているのか、工場でどのように殻が割られているのかとか、そういうことは当てなく行って、見つかるものではありませんね。

こうやって胡桃について書いていて、ふと思うのは一般的に胡桃自体、食べる機会って結構少ないと思うし、だいたいアメリカ産のものだと思われます。グルノーブルの胡桃は価格がアメリカ産の3倍近いので、あまり見かけることがありません。
ただ、ナッツ類全般ですが、賞味期限は長いのですが、油分が多いので酸化しやすく、実は扱いは難しいと経験上感じています。

美味しい胡桃というのは、えぐみが少なくて甘みがあります。適切にローストすることも大切で、そうすることで山っぽいと言いましょうか、良い木の香りが立ちます。
胡桃に限らず、ナッツ全般、お菓子に入っていて食べることはあっても、そのまま食べるチャンスってあまりないですね。


そういう意味では、ナッツくんのようにナッツ自体をそのまま感じ易いような胡桃を使ったお菓子も作っていきたいなと思います。


という訳で、ナッツの旅はこんな感じで3カ国、3ナッツを見て食べて、満足できた旅となりました。

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写真:店舗

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