Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 08.23.2012 9:25am

道に迷った時に新しい発見がある

私は街を歩くのが好きです。
小さい商店街も銀座や表参道みたいなところも歩くのは楽しいものです。そこには住んでいる人がいて、遊びに来ている人がいて、お店があって、流行もあれば普遍的なものもあります。

お店という視点で見ると、10年前からあるなとか、1年で終わってしまったなとか、なぜそうなのかと考えたり、そういうマーケティング的な見方もついついしてしまいます。何かの参考にしようと言う訳ではありませんが、頭の片隅そういった記憶を残していくことが個人的な趣味です。

目的地は一応設けて歩いていても、ついつい脇道に行ってしまうし、道に迷ってしまいます。でも、道に迷っても後戻りせず何となく方角だけ確認しながら進んでしまいます。
そういう時に限って、面白いお店があるものです。

少し話は変わりますが、デザイン的な作る仕事と言うのは、割と世の中を見ることが大切であったり、ファッションや音楽や食や様々な分野の見識を深めることも大事です。
それは、どちらかと言えば勉強しようとか、仕事のためにとかそういう訳ではなくて、単に好きな場合が多いようにも思います。

私も食の世界でずっとやってきた訳ではないこともあって、割と幅広く色々な事に興味がある方だと思います。
食の世界は働き方や時間や諸条件によるのかもしれませんが、同じクリエイターと考えるとちょっと違うような印象があります。

私は自分の世界に没頭するようなタイプでもないので、色々な物事に感化されながら、何か進化させていければなと思うのです。
邪道だと思われるかもしれないし、もっと突き詰めて考えるべきなのかもしれませんが、自分には幅広い視点と幅広い感性を持ってジェラート作りに臨む方が向いている気がします。

何が何に影響するのか、何と何が繋がるのかなんて分からないものです。
そんな中、色々なことを自分の中で繋げていくことは大切だと思っています。幅広くそういうことをしようとすると一つのことをやり続けるよりも時間がかかるし、自分の中に積み上げてそれを昇華させて、繋げていかなくてはならないので、遠回りかもしれないし、もしかすると無駄なことかもしれません。

「急がば回れ」と昔から言うように、私は昔から回ってばかりな気がします。
でも、最短距離で行くよりも回っている時の方が楽しいものだし、道に迷った時に新しい発見があるものです。たぶん。