
Posted on 10.07.2012 1:26am
とにかく、やってみる事。
「とにかく、やってみること」が私たちのモットーの一つでもあります。
今日は一日、栗の処理をしていました。文字通り一日中、栗と向き合っていました。
天の邪鬼な私は、無駄だから止めた方が良いよと言われたことにはとりあえず、チャレンジしたくなる性分です。和栗を生で扱う事はその一つでもあります。
家で栗を処理したことがある方なら想像出来ると思いますが、栗を処理する作業は本当に大変です。茹でるにしても蒸すにしても、なかなか実を取り出す事と、その後に濾すならその作業も入れると一日がかりでやっても、数kgしか処理できません。
でも、想像するだけなら誰でも出来ます。
実際、じゃあどれくらいの時間でどれくらいの量を仕込めるのか、そして、それだけ手間をかけてどれくらい味として反映されるのか、そして、商品として出した時にそれまでにかかった労力、原材料費など鑑みてバランスはどうかなどを考えます。
大切なことは、例えば、1時間やってみて、1時間やってこれくらい出来たから8時間やれば、×8でこれくらい出来るなと思ってしまうことです。
一回作って、こうやればこう出来るから後は任せたよ。みたいな事は往々にして多いような気がしますが、実際はそんな単純なことではないと思っています。
何度も同じ単純作業を自分でちゃんとやってみることが大切です。
そうすることで見えてくることも沢山あるし、逆にさすがにこれは非効率過ぎるなという判断も出来ます。
今思えば、昔から思い立ったらすぐ行動。
が基本だったような気がします。とにかく、やろう!と思った時にはすぐにやってみることが何事も第一歩だと思っています。そして、気が済むまでちゃんと自分でやってみる事です。
と言う訳で、明日も一日栗との戦いが待っています。