Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 10.16.2012 1:21am

エスプレッソと僕

エスプレッソを初めて知って、初めて飲んだのは17歳の頃、一人でフィレンツェに行った時のことでした。田舎者の私は、コーヒーと言えば「ネスカフェ的なお湯で溶かして飲むもの」というイメージしかなくて、何気なく連れていかれたBARでエスプレッソを飲んだ(飲まされた)時は、本当に驚きました。

ホームステイしていた家では毎朝、毎晩マキネッタと言う直火式のマシンにlavazzaかkimboというコーヒー豆をぎゅうぎゅうに詰めて抽出したエスプレッソを飲んでいました。それはすぐに身体にも馴染み、味としても気に入ったものです。
今思えば、もっとBARに行ってちゃんとしたエスプレッソを飲んでいれば良かったなと思うものですが、その時の私は17歳で言葉も分からずビビりまくっていたので、結局その時はあまりBARでエスプレッソを飲んだ記憶はありません。

そして、誰もがやってしまうように、私もビアレッティのマキネッタをイタリアで買って帰り、帰国後も数週間はエスプレッソをマキネッタで抽出して家で飲んでいたものです。もちろん、それは儚くもすぐに終わってしまうのですが。

元々、コーヒーがそんなに好きな訳ではないのですが、その時のイメージからも、その後のイタリアでの生活からも所謂アメリカンコーヒーは好きではないけど、エスプレッソは大好きなのです。
それは、たぶんあの少量の濃厚な液体にたっぷりの砂糖を入れてとろっとしたところをクイっと飲む感じが好きなのだと思います。

正直、味の詳細はそんなに覚えていません。
でも、エスプレッソは科学的にも中毒性があり依存性があるものですが、生活の中でのメリハリと言いますか、飲む前と飲んだ後をクッキリと線引きして分けるような、そんな効果があったように覚えています。

そして、昨年お店でエスプレッソドリンクを始めるまでは、そんなエスプレッソの事を頭の片隅に追いやったままにしていました。私にとっては、ジェラートと同じようにイタリアのエスプレッソというものは、なかなか重きを置いているものなのかもしれません。