Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 10.19.2012 1:20am

生産地に赴くこと

毎年、少しずつではありますが色々な生産地を訪れるようにしています。
半分は休みを利用してバカンスということもありますが、昨年はイタリアはシチリア、ピスタチオの産地ブロンテに。愛媛県は中島という離島、柑橘の生産地に。
と言う風に、時間を作って訪れるようにしています。

今年は、そう言えば、イタリアはピエモンテ、ヘーゼルナッツの産地に行きました。
そして、来月は前々からずっと行きたかった北海道は中標津にある山本牧場さんのところに伺う予定です。

生産地に赴く理由は沢山ありますが、これ!と一つに絞ることは出来ません。
ただ、そこに行ってその素材を見るだけならあまり行く意味はありません。やっぱり、生産者の方にお会いし、お話を聞き、その素材がどんな場所でどんな風に成っているのかを自分の目で見ることが大切だと思っています。

じゃあ、生産に赴いて美味しいモノが作れるようになるかというと、それは直接的には関係はないかもしれません。
ただ、それぞれの素材の成り立ちと言いますか、生い立ちみたいなことや生産者の方の想いみたいなものを理解すると、作り手としてはより美味しいものを作ろうという気持ちはそれまでと比べ物にならないくらい、増していきます。

それに加え生産地に行くと新しい発見があります。
例えば、ピスタチオは採れたてだと現地では生で剥いて食べていて、それを食べさせてもらうと生のピスタチオの香りの良さを知ることが出来たり、柑橘を沢山現地で食べていると、皮を剥いた時の、皮から飛んで来る液体の香りがとても良かったり、普段作る時に使う場合と違った観点や発見が必ずあるものです。

地方性豊かな食べ方があったり、ジェラートやアイスクリームは意外と何処に行ってもあるもので、それも楽しみの一つでもあります。

と言う訳で来月は、北海道に行ってくるので、何か新しい素材なども見つかればいいなと思っています。