Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 11.02.2012 1:10am

Pepe(ペペ)

10月を過ぎて、気温が20度前後を行き来する季節になると、ジェラテリアは厳しい季節に差し掛かってきます。
他の業種のお店は詳しく分かりませんが、例えばお菓子屋さんやパン屋さんは夏より秋以降の方が忙しいと言いますが、ジェラテリアはもちろん夏忙しいのですが、秋以降の落ち込み具合は他の業種に比べても激しいのではないかと思います。この季節変動の振り幅の大きさがジェラテリアが増えない大きな要因でしょう。

そこで、私たちは秋になると焼き菓子を始めています。
ジェラートに合わせても美味しく、シンプルで素材を活かした味わい深いクッキーを中心に展開しています。

今日は、カンパーニュのジェラート(パン味のジェラート)を作ったのですが、その際に出て来る副産物であるパン粉を捨てるのはもったいないということで、それを使った焼き菓子を相棒に依頼して作ってもらいました。

その名も「Pepe(ペペ)」。ペペはイタリア語で胡椒という意味です。
カンパーニュの風味を活かしたクッキーに、マダガスカル産のブラックペッパーとマルドンの塩を振りかけました。

最近、ようやくスパイス系に少しずつ手を出し始めました。
その中でもブラックペッパーは、意外と種類が多く、香りも様々です。品種名は紅茶のように産地が名前になっています。今回使ったマダガスカル産のブラックペッパーは割と珍しいもので、所謂ブラックペッパーの香りよりも繊細で、華やかで、野性的な香りがします。

このブラックペッパーをアクセントにしたクッキー「ペペ」は今日から販売しています。元々が美味しいパーラー江古田さんのカンパーニュをジェラートにし、そのパン粉をさらにクッキーにアレンジしているので、素材はもちろん良く、シンプルに仕上げた贅沢なクッキーに仕上がっています。

パンのジェラートを作った時にしか作れない、新作メルファリーナシリーズ「ペペ」も宜しくお願いします。