Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 01.11.2013 11:44pm

ラムも色々

今日からラムレザン(ラムレーズン)のジェラートが始まりました。

毎年、冬恒例のフレーバーの代表となりつつありますが、これまで製法(特に自家製ラムレーズン)に力を入れてきましたが、実はラム自体の善し悪しやグレードみたいなものをそこまで意識していませんでした。
と言っても、一般的な洋菓子に使われるものよりは良いものを使ってきた自負はありますが。

とは言え、ラムについて調べると想像以上に沢山種類がありました。
大きく分けると2種類あって、インダストリアルラムはその名の通り工業的に作られるラムで、サトウキビの絞り汁から砂糖を取った後に残った廃蜜糖を醗酵させて作ります。
もう一つは、アグリコールラム。
こちらは、農業ラムと言ってサトウキビの絞り汁をそのまま蒸留して作られます。従って、後者の方がもちろん高価で味わい深いことが多いようです。

ご存知の通り、ラムはサトウキビを原料とする蒸留酒です。所謂、お菓子に使うラムやラムコーク的なラムしか知らなかったので、今回色々勉強を兼ねて試すことにしました。

今回選んだラムたち。

◆ハバナクラブ(キューバ)
ハバナクラブ7年、40度。
キューバを代表する最高級ラムと言われています。
キリッとしたシャープな印象です。

◆ジーンマリーマーティン(フランス)
JMラムレゼルブ、47度。
フランスはマルティニーク島でAOCに則って生産されています。
6年以上オーク樽で熟成されていて、重厚な印象です。

◆ペールラバ(カリブ海)
ペールラバ8年、42度。
マリーガラント島で作られた、手作り中の手づくりと呼ばれるくらい手づくりのラム。
複雑だけど、上品で気品ある味わいです。

こうやって言葉で説明してみてもなかなか分からないし、自分自身まだまだお酒に関しては疎いので何とも言えない部分はありますが、こうやってラムレーズンということに絞って試してみるとその違いがよく分かりました。

恐らく、それぞれの土地によって、サトウキビ自体のクオリティも大きく違うでしょうし、環境も違うでしょうし、熟成させるようなものというのは、環境で大きく変わるように思います。

何より、試してみた時の今まで自分が思っていたラムのイメージと大きくかけ離れたものでした。
美味しいラムは、上品で香り豊かです。ラムコーク的なラムとは違っていて、それだけで十分過ぎるくらい美味しいのです。

そして、最初は良いラムを使ってもラムレーズンのように加工すると、そんなに違わないかなと危惧していたのですが、そんな心配はいりませんでした。
美味しいラムの方が圧倒的に美味しいラムレーズンに仕上がりました。恐らく、ラムレーズン如きと言うとラムレーズンに失礼ですが、ラムレーズンに使うラムにそんなに良いラムを使う人はいないんじゃないかというくらいのラムを今回は特別に使ったみました。

プレミアム価格くらいコスト高にはなってしまいましたが、これも勉強のうちということで今回もいつも通り他のフレーバーと同じ価格での提供となります。

これらのラムを使った、ドモリ×ラムシリーズは、ピスタチオ以来のプレミアムフレーバーとして限定で出そうかと考えています。

それでは、今日から販売開始となった「ラムレザン」を宜しくお願いします。