Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 03.30.2013 10:25pm

道具と機械は使いこなすもの。

何かを作る時に、何かしら道具や機械が必要になってきます。
最新のものもあれば、古いものもあり、それぞれ良し悪しがあるでしょう。時々、ジェラートに関してもどこのメーカーのものが良いですか?と聞かれることもありますし、コーヒーを始める時に思い出すと私もどこのメーカーのが良いですか?と聞いたようにも思います。

予算が無限大にあったとしても、高いから良いという訳でもないでしょうし、安いから悪いと一概に言えないことも多いです。
とは言え、良いものは結果的に高くより機能的なものほど価格は高くなってしまうものですが。

道具でも機械でも、使いこなすことが大切で、ずっと使うことで体の一部みたいになってきて、その特徴もより分かってきます。結局は、作り手が使う道具や機械なので、よく言う「宝の持ち腐れ」のようになってしまうことも多いような気もします。

道具や機械にも愛着を持って接することが良くて、昔からモノをかなり大切にする方だし、最初買う時も長く使うことを前提として選ぶことが多いです。
もちろん、消耗品的な要素が強いモノもあるので、そういう時は全く同じものをまた買って使うようにしています。

ジェラートは特に、素手で何かをする作業があまりなく、素材を素手で触ることがあまりありません。
だからこそ、毎日使うスパチュラという道具のように慣れ親しんだものでないと、例えば出来上がりのジェラートの固さをスパチュラで触ってみて、その違いを感じ取ることが出来ません。

コーヒーやジェラートのマシンのように、直接的に仕上がりに影響する機械もまた、その特徴を知らなければ使いこなすことは出来ません。
最新の高機能なマシンを使って美味しく作ることが出来るのであれば、あまりそこに人が関与していないことになってしまうので寂しいものです。機械もまた道具と同じように作り手が使うものだと思うので、機械に踊らされるようだと作り手である意味がなくなってしまいます。

ジェラートのマシンは、幾つか使ったことがありますが、やっぱりそれぞれ扱いが違いますし、同じ配合にしても仕上がりは違ってきます。何度か使うとこの機械だともうちょっとこういう配合の方が良いということも出てきます。
その機械にあったレシピを組み立てるのも私たちの仕事です。実際、一度お店を始めてしまうと機械を買い換えることはあまりないので、ジェラートの場合は特に色々な機械を使うチャンスがありませんが、違う機械でジェラートを作ってみるのも楽しそうです。

因みに、写真のエスプレッソマシンは最新の機能的なものだそうで、何よりとってもカッコ良くてデザインが気に入っています。
いつかこんな立派なエスプレッソマシンでエスプレッソを落としてみたいものです。