Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 04.29.2013 9:50pm

最後のビスコッティ。

明日で4月が終わります。
ということは、明日で我が相棒ともお別れです。何だかまだ実感はありませんが、明日で最後なので、是非、ぶらっと来てお声かけください。

今日は最後のビスコッティが焼き上がりました。
ビスコッティは、一昨年の秋冬くらいから登場した相棒作の焼き菓子で、他の焼き菓子よりも中毒性があり、ビスコッティファンも増えました。今日作ったビスコテッィが本当に最後となりますので、気になる方はお早めにご来店ください。

ジェラテリアとしての秋冬の厳しさの対策として、藁をも掴む思いで始めた焼き菓子ですが、やっぱりちゃんと美味しいものを作っていると自然と焼き菓子のファンも増えました。
焼き菓子を作っていない季節でも焼き菓子ないんですか?とお問い合わせをいただくこともあります。それだけ、需要も増えていたところなので今後の焼き菓子の取扱いをどうするか悩みました。

需要もあるし美味しいものが出来上がっているので、それを僕が教えてもらってそのまま再現をしようかとも思いました。でも、僕は僕たちのような小さなお店で「個」を大切にしているので、それもちょっと違うかなと思いました。
何となくですが、100年続く企業にしよう!とか、100年続くお店にしよう!という思いは昔から持つことができません。むしろ、僕の性格的にはお店の在り方は刹那的と言いますか、一期一会的なものだと考えているので、肥田野くんがいたから焼き菓子を始めることが出来たし、ファンも増えました。それを僕が教えてもらって似て非なるものを作ることにも抵抗がありますし、何だかちょっと違うような気がしてしまうのです。

誰でも得手、不得手があって、誰でも何かを均一的にやることはある程度可能だと思いますが、それはそれで楽しくないだろうし、好きなことや得意なことをみんなに目一杯、発揮してもらえる環境が一番お店としても良いのではないかと思っています。
僕自身、我ながら不出来なところばかりなので、今までもこれからもみんなに頼ってばかりになってしまいそうですが、それでも、まあいいかと思っています。特にずっと支えてくれていた相棒がいなくなってしまうのは心もとないですが、それでも、忙しい夏はもうそこまで来ています。

とは言え、彼がいた証にもなるのでメルファリーナシリーズ(クッキー)のベースだけは、伝授してもらったので、メルファリーナシリーズはまた秋冬になったら始めようと思います。

そして、また自分で何か秋冬の核となるようなアイテムも今から考え、色々試行錯誤していこうと思っています。

ここ数日、沢山のお客様がわざわざ肥田野くんに挨拶をしに来てくれていて、そんな風景を見るのも嬉しいものです。彼自身、きっとこれからの糧にもなるでしょうし、直接お客様とお話出来る機会があることも嬉しいでしょうし、是非、明日で最後なので、お気軽にお声かけください。