Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 07.23.2013 6:31pm

ピスタチオ。

ここ最近、ピスタチオの認知度が上がったのか、ピスタチオのジェラートを求めてご来店される方が増えました。
認知度が上がったせいか、プレミアム価格に対しても以前ほど「え!?」とならなくなったようにも感じます。

そして、申し訳ないことに只今、製造が追い付かずピスタチオが在庫切れになっています。。。

僕もイタリアにいた時、ジェラテリアに行くとだいたい、ノッチョーラかピスタキオ(イタリア語でピスタチオのこと)を頼んでいたような気がします。

なかなかルートがないと個人でピスタチオを輸入するのも大変なので、今はシチリア産の生のピスタチオを割りと浅焼き目にして、それをペースト状にして、既成のペーストも少し混ぜてジェラートにしています。

100%浅焼きの自家製ペーストで作るとちょっと繊細過ぎる味わいになってしまうので、しっかり作られたペーストを混ぜ込んで奥深さを出しています。
唯一プレミアム価格のジェラートなので、最初の頃より素材の質も良くなり、製造方法も工夫をしているので美味しくなっています。

最初の頃から、今でも一番大変な作業の一つにピスタチオの薄皮剥きがあります。
紫色をした薄皮はローストしてから一粒一粒、手作業で剥いています。一時期、湯剥きする方法を教えていただいて試した時期もあったのですが、味的に落ちるので結局、最初と同じくローストしてから手作業で剥くという方法に落ち着いています。

薄皮ごとペーストにしていた時期もあるのですが、香ばしさはあるものの、ピスタチオの味の純度から見るとやっぱり、少し落ちるので結局、全部薄皮を剥くという一番大変なところに落ち着いています。

懐かしい写真を発見したので、珍しく自分が写っているブロンテの駅で撮った写真を載せてみました。
今年は奇数年で、ピスタチオが本格的に収穫される年なので、何とか時間を作ってまたシチリアとその中にあるブロンテにも行きたいなぁと思っています。

ここ最近では、やたらと「ブロンテ産」と耳にするようになりましたが、そんなにブロンテ産て本当に出回っているのかなとも思ってしまいます。
どこ産であろうと、良い素材であることと、それが良い状態であることが一番だと思っていますが、実際、色々食べ比べてみると、そうは言ってもブロンテのピスタチオはやっぱり美味しいのです。

採れたて、出来立てピスタチオ祭りがまたやれるといいなと思ってはいますが、難しそうな気もしています。
あの採れたてのフレッシュ感溢れるピスタチオの美味しさをまた味わいたいし、味わってもらいたいものです。

ピスタチオ万歳。