Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 08.26.2013 6:07pm

うみのジェラート。

今年のこどもの日に、子供たちからアイデアを募ってジェラートにするというイベントをやった時に、「うみのジェラート」というフレーバーを考えてくれた子がいて、実際に作ってみたのが、つい先日も雨の日フレーバーで出した、乳清を使ったジェラートです。

この1年くらい、ジェラートの旨味として何を使おうかと考えていて、夏場はさすがに色々試作する余裕もなかく、終わっていく感じなので、そろそろ貯まったアイデアを発散する季節がやってきそうです。

この乳清は、ホエーと呼ばれるもので、言わば、チーズを作る時やギリシャヨーグルトを作る時に出てくる副産物です。
従って、実際は捨てられることも多いでしょうし、味としてはイマイチ使い勝手が悪いです。小さい頃、ヨーグルトを食べる時に上澄みの白濁した液体が気持ち悪くて、何か知らなくて捨ててから食べた記憶があります。まさにそういう素材です。

ただ、素材と考えれば乳酸菌を含むもので、しっかり旨味があるのでこれは意外と使えそうだなと思って「うみのジェラート」で初めて試してみました。

ジェラートの構成要素は、他の料理やお菓子などと比べると少なくて、基本は液体を作るという工程なので、使える素材も限られてきます。
そのあたりが、作る面白みに欠けると思われる部分があるのかもしれませんが、乳清のように意外と使えるものもあります。

逆に液体そのものを素材にするジェラートは、こういった液体系の素材はもっと色々あるのかもしれないなと考え始めました。
あとは、旨味という観点であれば、料理的に考えればもっと色々あるような気もしています。

個人的には、ジェラートがただ、「水と果物と糖類を混ぜて出来る単純なもの。」というのではなくて、
もっと奥深い味わいを醸し出せる可能性がまだまだあるんだろうなと思っています。

たかが、ジェラート。されど、ジェラート。