Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 10.06.2013 5:17pm

お酒のこと。

一昨年まで手を出さなかった分野にコーヒーがありました。
奥が深いし、はまると抜け出せなくなってしまうと思ったことと、やるならちゃんとやらないと意味がないと思ってしまうので、手を出さなかったのですが、ひょんなことからお店で出すようになりました。
何かの縁と言いますか、タイミングと言いますか。

そしてもう一つこれは手を出せないなと思っていた分野にワインがあります。
これもコーヒーと同じ理由で、さらに奥が深いことは明らかだったからです。昨年末くらいに、ラム酒を使ったフレーバーを幾つか作る時に、色々なラム酒を試してみました。その時に、今まで思っていたラムとアグリコールラム(手作りのラム)が全く違うことは結構な衝撃でした。
そういう何も知らなかった自分が残念に思えたし、作り手として最低限知っておくべきことだと感じました。

このラムの経験から、お酒全般の扱いや香りは確かにジェラートに使えるなという感触もありました。
値段が安い高いの問題ではありませんが、ちゃんと作られたものの良さを知っておかないと今後困りそうだなという意識もあります。

この前作った和栗×ラムのジェラートなんかも自分で言うのもなんですが、本当に絶妙な仕上がりでした。あのラムあってこその風味豊かな感じはとても印象的でした。

そういう意識もあってか、これもまた縁と言いますか、タイミングと言いますか、最近は割とワインと触れ合うことが多くなりました。
にわか知識であまり語るべきことではありませんし、良し悪しも正直まだまだ分かりませんが、ワインというのは人の叡智×自然の力の合わせ技みたいな要素が強く、それが作り手と味に表現されているものだなぁと、昨日飲ませてもらったワインを飲んで思いました。人の力でコントロールし過ぎないと言いますか、自然の力に身を委ねて生まれた感があって、言い方は変ですが自然災害みたいな印象のあるワインでした。

ちょっと知ったかぶって言うと、ワインというのは、自然と人が作り出す哲学。みたいな気がしています。

それはさて置き、素材としての酒類は種類が多く、値段も高く、それら全てを試していくのは現実的に難しいです。なので、そういう方面に詳しい方に相談に乗ってもらえるととても助かります。
ラムもあれば、ブランデーやカルヴァドスなどなど、多岐に渡るため知っていくことは楽しいですが、大変です。これも少しずつチャレンジしていくつもりです。

そして、ワインを使ったジェラートもまたどこかでやってみたいなと思っています。

今までは、引き算的なジェラートをよく作ってきたので、時には足し算的なジェラートもやっていこうかなと計画中です。