Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 03.06.2014 9:30pm

4周年ミルク。

3月11日という日は、誰にとっても忘れられない日だと思いますが、私たちにとってはオープンした記念日でもあるので尚更忘れられない日でもあります。

毎年、この日はささやかなパーティーを行っています。ジェラテリアを始めて4年。思うことは沢山あるけれど、それはまたの機会に。

11日はパーティーとは別に、毎年恒例の「周年ミルク企画」もやります。
「周年ミルク企画」というのは、その時に考え得るベストなプレーンなミルクジェラートを作ろうという企画です。今年で3回目となるので、さすがにちょっとネタ切れになりつつありますが、今年も何とか昨年よりバージョンアップさせたミルクジェラートが出来ました。

今年の特徴は、ワイルドミルクとジャージーミルクをバランス良く配合して、生クリームを少なくしていることと、和三盆と蜂蜜が中心の甘さになっていることです。昨年は和三盆が中心だったのですが、今年はもう少し他の糖も加えたバランス型になっています。

糖の種類と配合とミルクの配合は色々試してみたところ、どれかに特化したものよりは、バランス型の方が美味しいように感じています。
蜂蜜だけだと蜂蜜味になってしまうし、和三盆だけでも然り。今年は少し和三盆よりではありますが、他の糖類もバランス良く配合しています。ミルクもそうで、本来はその生産者の牛乳の良さを表現するために、単一の牛乳を使った方が良いのかもしれませんが、最近の試みの中では例えば、ジャージー3割、ワイルドミルク7割というように、自分で数種類の牛乳を配合していくということも思っていたより良い印象があります。

隠し味に天然の真昆布をミルクに漬け込んで抽出してみました。昆布!?と驚かれるかもしれませんが、あくまで隠し味なので言われても分からないくらい奥深くに旨味をひっそりと忍ばせてみました。昆布も実は何度か試したのですが、加熱すると昆布の香りが出過ぎるし、入れ過ぎても香りが出てしまうので、ギリギリのラインを見定めるのにも苦労しました。

美味しいミルクジェラートとは、ミルク感のバランスと甘さのバランスと口溶け感くらいでしか勝負するところがないシンプルなものなので、かなりミニマムな美味しさを追求しました。
ミルクジェラートは、やっぱりジェラテリアの基本となるフレーバーで、何と組み合わせても外さないし、実は一番追求し甲斐があるフレーバーだとも思っています。そして、ミニマムだからこそ奥が深く難しいフレーバーでもあります。

4周年ミルクは11日から2週間くらいを目処に販売します。なくなり次第終了となりますので、気になる方はお早めにどうぞ。
その他、4周年のイベントについては改めてお知らせします。