Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 04.04.2014 6:53pm

こんにちは、ポールジロー。

先週末は「ラムミルク」を出しましたが、とても好評でまた作って欲しい!とのお声も沢山聞きました。ありがとうございました。

合わせて、良いコニャックがあったのでコニャックミルクも作っていたので、先週末に続き明日は「コニャックミルク」を出します!

さて、コニャックやアルマニャックというのは、お酒が好きな方や飲食関係の仕事をしている方以外はあまり一般的には馴染みがないものだと思うので、少し説明を。

どちらもブランデーで、フレンチブランデーの二大銘酒と呼ばれています。コニャックという地域で作られたもの、アルマニャックで作られたもの。という風にその地域で作られたものがその名前になっています。
ブランデーはそもそもの語源がヴァンブリュレ(焼いたワインの意味)と言われているように、白ブドウから作られるものです。

僕も普段からブランデーを飲むかというと全く飲まないし、ほとんどちゃんとしたものを味わったことがありませんでした。
洋菓子などではブランデーを使うことも多いでしょうし、カクテルなどでも使われることも多いでしょう。でも、今までどちらかというとブランデーのイメージはアルコールが強くて、お酒が好きで、知っている人がだけが楽しむようなもの大人な嗜好品というイメージでした。

でも最近、ジェラートに使うために色々試飲したりしていると、旨いお酒は旨い。と当たり前のことに気付きました。また逆に、安価で大量生産されている「ブランデーらしいもの」や「ラムらしいもの」も沢山あることもよく分かりました。

工業的に作られているものが悪いという意味ではないですが、今までの経験では手作りで作られているブランデーやラムはやっぱり今まで知っていた風味とは全然違うものでした。
よく洋菓子に使われているようなブランデーやラムの香りが好きになれなかったのは、そのもの自体が好きではないものだったんだと改めて分かった気がします。ただ、価格を考えるとそんなに良いものを原材料として使うもの難しいんだろうなとも思いました。

それに、よく考えると発酵や熟成の賜物がお酒であることを考えると、良いお酒を使うということは、旨味に直結することであり、ジェラートにももちろん使えるものだと今は思っています。

今までラム酒、ワイン、マルサラワイン、アルマニャック、今回のコニャックなど使ってきましたが、まだまだ知らないものも多いし、良いもの同士を比べるとその差はまだまだ分からなかったりもしますが、これも勉強だと思って少しずつ色々試していければなと思っています。

今回選んだコニャックは、グランシャンパーニュ地区で100年以上コニャックを作っているポールジローという生産者の15年もの。
全部飲み比べた訳ではありませんが、この15年というのは程好いフレッシュさと熟成の旨味があって本当に美味しいお酒だなぁとしみじみ感じるコニャックです。

薀蓄が長くなってしまいましたが、このコニャックをシンプルにミルクと合わせた「コニャックミルク」が明日、店頭に並びます。今回は作れた量が少ないので、明日だけで終わってしまいそうなくらいです。ラムとはまた全然違う風味の違いを楽しんでいただければなと思います。

次回からはもっとちゃんと告知して限定プレミアムフレーバーとしてイベント的にやっても良いかなと思っています。