Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 06.01.2014 5:44pm

さくらパフェ。

一幸庵さんとのコラボシリーズ第三弾!

第一回は大納言、第二回は柚子、そして、今回第三回目はちょっと季節がずれてますが「さくら」です。

東北の桜なので、少し時期がずれ、そこから加工されたそうなので、今の時期になりました。
桜をシロップ漬けにしたもので、桜の花びらがそのまま入っています。
桜ものは世の中的に桜の季節に出回りますが、ほとんどが香料かリキュールで、本当に天然のもので香りを抽出したシロップというのは見かけたことがありません。

サンプルなどでいただくことがあるリキュールタイプのものも、天然由来のものでもどこか不自然な風味でドバっと香りが来るものですが、一幸庵さんのさくらは優しく後から香りがふわっと来ます。

一幸庵さんの和菓子全般そうですが、味の方向性が僕の好みにピッタリ来ます。
食感、口当たりの良さ、素材の風味の豊かさ。全体のバランスが本当に良くていつも驚かされます。

いつも出来上がった大納言なり、シロップなりを味見してからどんなジェラートが合うのか考えて作るのですが、いつも同じようにシンプルなものになってしまいます。シンプルな美味しさを追求されたようなものが多いので、結局いつもジェラートもシンプルに仕上げています。

複雑な組み合わせや、具的なものを入れようかとも思うのですが、結局はシンプルなジェラートにかけるだけという形に落ち着きます。

今回は、ちょうど良いタイミングで素晴しい和三盆をいただいたので、それを使った和三盆ミルクのジェラートに一幸庵さんの桜シロップをかけて、最後に和三盆を少し振り掛けたパフェにしました。

和三盆はそもそもの生産量が少なく、貴重なものなのでなかなか業務用としては手に入りにくいのですが、今回は三谷製糖さんという会社のとても良い和三盆を使わせていただきました。
和三盆は砂糖と違って、所謂南国的なサトウキビではなくて、竹糖という細くて高さがない品種のものを使って作られます。
砂糖とかなり風味が違っていて、製法によるところもありますが今回使った和三盆は特に木っぽいと言いますか、和三盆独特の風味がとても際立っています。

そんな和三盆の甘みだけで作ったミルクジェラートは、口溶けが早く、和三盆の風味豊かに仕上がっています。
前回は白チョコを混ぜ込みましたが、今回は思いっきり和な組み合わせにしてみました。

さくらの香りと和三盆の香りは相性が良く、しっかり甘い桜シロップと混ぜながら食べると良い感じに溶けてきてさくらの風味が際立ちます。

今回も数量限定で、写真のようなパフェ方式で800円でのご提供です。6/3(火)からなくなり次第終了となります。だいたい、100食分くらいご用意がありますが、早いと2,3日くらいで完売してしまうかもしれませんので、気になる方はお早めにどうぞ。