Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 07.17.2014 5:32pm

真夏の前に。

言い訳みたいになってしまうけれど、どうしてもこの時期は有り難いことにギフトなども増え、取材や他のお店のコラボのお話など色々集中し過ぎて、こうやって文章をちゃんと書こうという気になれなくなってしまう。

それに加え、この数週間は幾つか問題もあったりで、何かを言葉にしようという気にもなれなかったのかもしれない。阿佐ヶ谷でお店を初めて5年目に入り(気が付けば4年半くらい経った)、全てが上手くいく訳でもないけれど、何とかお店を続けている。

僕たちのような小規模のお店では、だいたいの悩みは人だろうと思う。
5,6人という少人数でお店をまわしていると、どうしても、一緒に働く中で人間関係はとても重要になってくる。恐らく、大規模であっても、中規模であっても同じことだろうけど。

これも有り難いことに、所謂「バックレ」みたいな、急に辞めていなくなることもなく、短期間で辞めていくこともなく、離職率が低いことはちょっとした自慢かもしれない。
何がその要因かは分からないけど、いつもちゃんと教育してくれる販売スタッフとお店のことを好きでいてくれて、ジェラートを好きでいてくれてるみんなに感謝するばかりだ。

とは言えそんな中、先週、一人お店を辞めることになってしまい、寂しい気持ちとお店的に大変になるなぁという不安とでここ数週間は悩んでもいた。
ちょっとしたミスをしてしまうことが多いというところもあったけど、ムードメーカー的な明るさでいつも元気でちびっ子たちからも人気だったので、お客さんもみんな最後にわざわざ挨拶に来てくれたり、何かプレゼントしてくれたり、とっても微笑ましく、また切ない時間だった。

僕も割と思い付いたら、思い付くままにすぐ行動してしまうところがあって、何となくそういう部分は似ているのかもしれない。思い付くままに行動して、思い付くままに発言をするという、ある意味気持ちが良い性格で、僕はそういう人間らしさみたいなところは好きだと思う反面、社会的には苦労したり、失敗したりすることも多いだろうけど、きっとこれからも沢山の人から愛されるキャラクターを突き通して欲しいなと思う。

お店のことは自分で始めたことだし、何とかしなくてはいけないし、往々にしてこういう出来事はお店をやっている以上よく起こることだろう。有り難いことに、そういうことが少なかったから、毎日のように顔を合わせて、たった数年であっても同じ価値観を共有して生活が出来ることというのは、とても大切な素敵な時間だったように思う。

僕は良くも悪くも裏表がない方だと思うし、割と淡々としていて取っ付きにくいところがあるかもしれないので、気持ち悪がられてるんじゃないかという気もしながらも、休日にお店に寄ってくれたり、友達とぶらっと遊びに来てくれたりすると、少しは慕ってくれてる気もしてちょっと嬉しかった。
僕が作ったジェラートをちょっと誇らしげに、美味しい理由や素材の良さをお客さんに伝えている姿を見るのも嬉しかった。

辞めてからもなんだかんだで毎日のように会っているような気もするけれど、そろそろ寂しくなってしまうなと思う。寂しいけれど、否応なく、暑い暑い夏はもうすぐそこまでやって来ている。

またぶらっと遊びに来てくれるのを期待しつつ、より美味しいジェラートを作って待つとしよう。