Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 10.01.2014 5:18pm

9月の終わり。

今日から10月。
昨日は僕たちにとって、ちょっとした節目の日となった。

シンチェリータというお店を始めてちょうど4年と半年が過ぎた昨日。
お店を始めた時からずっと一緒に仕事をしてきたやまちゃんが最後の日だった。週2回だけだったけれど、1日も休むことなく、1秒も遅刻することもなかったことは、当たり前のことながら本当に凄いことだと思う。

文字通り、苦楽を共にしてきた仲間だし、むしろ、楽だったことなんてなかったかもしれないし、右も左も分からないまま始まったお店なのにいつも一生懸命で、知らない間にずっと助けてもらっていたんだろうなぁと思う。

よくよく考えると4年半も誰かと一緒に同じ仕事をしてきたことなんて今ままでなかったし、たかがアルバイトと思われるかもしれないけど、逆にアルバイトだから余計に4年半も一緒に過ごせることなんてなかなかないことだ。中学校とか高校や大学よりも長い期間だと思うと、尚更そう思う。

そもそも、アルバイトだからとか社員だからとか、今まででも今も感覚として全くピンと来ないし、そんな風に考えたことがないからよく分からないけれど、一人の人として、一緒にずっと仕事をしてきて改めて思うのは、僕にはないとっても素敵な人柄と個性を持った本当に良い仲間だったということ。

お客さんから慕われ、向かいのお花屋さんから愛され、スタッフみんな大好きだったから、きっと本人も楽しく仕事してくれてたに違いないと思いたい。

仕事が楽しいとか、楽しくないということは、だいたいが人間関係のことだろうから、そういう意味でも楽しく仕事が出来ている僕は、ありがたいことに一緒に働く仲間には恵まれている。

こんな小さな、ジェラテリアという変わったお店ということもあって、僕も含めて割とみんな個性的な集まりで、一般社会から考えると普通ではないのだろうけど、僕たちなりにいつも一生懸命やっているつもりだけど、やっぱりどこか非常識な部分もあるだろうから、きっとみんなにはいつも多少なりとも迷惑もかけているんだろうけど、文句も言わず割とみんな楽しそうにしている気がするので、感謝するばかりだ。

僕にはあまりない要素だから余計にそう思うのかもしれないけど、誰かから心から慕われることや大切にされるということは家族や恋人以外で構築していくということは、なかなか難しいように思うので、僕自身本当に尊敬するところだし、そういう人が世の中からも社会的にももっとちゃんと評価されるべきことなんじゃないかとさえ思う。

僕たちはコンビニ的にジェラートを売る側で、お客さんはただジェラートを買う側の人。という関係ではない。
そこにはちょっとしたコミュニケーションがあって、笑顔があって、やまちゃんのように沢山のお客さんから慕われることもある。そんなことは頭では分かっていたけれど、4年半が経って、ふと、やまちゃんとお客さんの関係や接し方を思い出す。「街のジェラテリア」というコンセプトに辿り着いたのも、そういうプロセスがあったからだったんだと改めて思う。

4年半、本当にありがとう。

さて、感傷的になっている余裕もないので、また前を向いてジェラート作りに励むとしよう。