Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 11.27.2014 5:00pm

シンチェリータのシュトーレン。

冬のジェラテリアは厳しい。
というのは、本当に切実。今年で4回目を迎える冬ですが、毎年試行錯誤しながら冬商品を開発してきました。何となく自分らしく、何より美味しくて、どちらかと言えば単価が高いものというのを考えていくうちに、発酵菓子で尚且つ、日持ちがするものというところに行き着き、昨年の12月に作り始めたのがシュトーレンです。

専門ではないので色々なレシピを調べながら、作りながらで、自分の好みなシュトーレンがようやく出来てきました。それが昨年末くらい。
バレンタインの時期にも作ったりと、クリスマスが終わればシュトーレンというイメージを持ってもらいたいなと思って、コツコツ作っています。
パン屋さんやお菓子屋さんは忙しい季節なので、今は時間が作りやすい僕なので、良い材料と手間だけはしっかりかけて負けないシュトーレンをと心がけています。

今年のクリスマスシーズンには2種類のシュトーレンを販売します。
2種類とも所謂シュトーレンではなくて、どちらかと言えば、大きなビスケットのような仕上がりです。バターも砂糖も少なめなので、かなりアッサリしているので朝ごはんに一切れ食べるのも良さそうです。

■ナッツのシュトーレン(2500円)
ピーカンナッツと胡桃を粉と同じくらいたっぷり入れて、フランスのナチュラルワイン、ゲヴェルツトラミネールに漬け込んだオーガニックワインを具にしました。バターはフランスのAOPパンプリーバターだけを贅沢に使いました。
中心部分はきび砂糖の優しい甘さをベースにナッツの香ばしさ溢れ、まわりは和三盆でコーティングしてあるので、上品な甘さに包まれています。

■和栗のシュトーレン(2800円)
栗が旬の頃、自家製の渋皮煮を作り込んだ和栗、ピーカンナッツ、ペールラバのラム酒に漬けたレーズンを混ぜ込んだシュトーレン。こちらもバターはパンプリーバターのみ使用。
生地自体にも栗の粉を混ぜ込んでいるので全体的に栗の風味溢れるシュトーレンを目指しました。
渋皮煮と栗の粉が生地自体に練りこまれた部分もあって、どこか和菓子らしい雰囲気もあります。

今から食べ始めて、クリスマスまでゆっくりと食べるのもドイツっぽくて良いし、割と軽いのでちょっとした集まりなどに食べてしまうのも良いと思います。
少しずつ食べると、熟成していく過程を楽しむことが出来るのもシュトーレンの良さなので、一人で毎日一切れずつ食べる贅沢も良いと思います。

僕も毎日、味見という言い訳をしながら2,3切れずつくらい食べてしまっています。
所謂、シュトーレンとは結構違いますが、個人的にはあまり甘いのも得意でないし、重たいのも得意でないので我ながらなかなか気に入っています。

もうすぐ12月。クリスマスケーキもジェラートも引き続き宜しくお願いします。