Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 02.18.2015 4:41pm

讃岐和三盆のジェラート。

おかげさまでカカオ祭りは盛況で、無事終わりました。
ありがとうございました。

毎年楽しみにしてくださる方も増えてきて、毎年やる意味というのもあるものだなぁと改めて感じた今回のカカオ祭りでした。
この時期くらいしか、こんなに色々なチョコ系フレーバーを考える機会もないので、作るのも楽しかったです。

そして、時期的にもバレンタインが終わるとなかなか寂しい季節に差し掛かってきました。毎年のことながら、冬のジェラテリアの厳しさを痛感する毎日ではありますが、そんなことも言ってられないので、この前伺ってきた香川県は讃岐の和三盆を使ったジェラートを作りました。

和三盆はもう3年くらいずっと使ってはいますが、今回は讃岐の中でも一番歴史がある和三盆だけを使い、より和三盆らしい味わいを意識して作ったジェラートです。

多少、その他の糖も食感や味の奥行きなどを考えて加えてはいますが、基本的な甘味は和三盆だけを使っています。
最後の仕上げに、ジェラートになった状態で溶かしていない和三盆を追い鰹的にも加えているので、さらにしっかりと和三盆の風味を楽しめる仕上がりになっています。

先日伺った時に買ってきた、和三盆のお干菓子もチョコンと乗せて提供する予定です。
申し訳ないのですが、今回はプレミアムフレーバーとしてプラス料金をいただく仕様です。和三盆は粉砂糖のような繊細な粒子なので口溶けが非常に良く、ジェラートにした時にも他の糖よりもスッと切れるような口溶けです。
風味も繊細ながら、やさしい黒糖のような香りがし、独特な旨みも感じられます。仕事柄色々な産地の色々な糖を試しましたが、個人的には和三盆が一番好みです。何味!と言い切れるような味わいではないのが、日本らしい気もしますし、ほんのりした優しい味わいなのに美味しさが口の中で長く継続していくのが印象的です。
西洋的な砂糖のドン!と来るような甘さではないので、最初のインパクトは薄いかもしれませんが、ジェラートにしても和三盆らしいほんのりした感じがちゃんと表現出来ていると思います。

和三盆のように伝統があって、尚且つ本当に美味しいものというのものは今となってはとても貴重で、使わせてもらえるだけでも有り難いこと。
製造しているところを見させてもらうと尚更、手間隙のかけかたやその地域への還元、環境保全などもしっかりやられているのを目の当たりにすると、和三盆の美味しさはそういった積み重ねから生み出されているんだなぁと感じます。

そんな和三盆のジェラートは2/19(木)から店頭に並びます。
プレーンなミルクに近い感じなので、他のフレーバーとも合わせ易いのでこの機会に是非一度は試してみてください。