Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 03.13.2015 4:27pm

6年もよろしくお願いします。

今日から6年目。
おかげさまで昨日は沢山お祝いに来ていただけました。いつも本当に感謝するばかりです。

僕が知る限り、ジェラート職人が名前を出しているようなジェラテリアで都内で5年以上続けているお店というのはないのではないかと思います。そうでなくても、東京の路面店でジェラテリアとして長く続けられているお店というのも思い浮かびません。
そういう意味でも、たかだか5年ではありますが、少し重みが出てくるような気がします。

ジェラートを作ろう!と最初に思ったのは、ただジェラートが好きで、ジェラテリアらしいジェラテリアがあまりなかったからという理由が大きくて、恥ずかしながら競争率が低いから勝てる可能性も高いんじゃないかという安直な理由でした。もちろん、美味しいジェラートを食べることが出来る環境や文化みたいなものがイタリアみたいになればいいなという気持ちも強くありました。

とは言え、逆に考えると少ないということは少ないだけの理由があるということで、商売的に難しいということの裏返しだなんて、自分でジェラテリアを始めるまで考えもしませんでした。こちらもお恥ずかしながら。。。

基本的にネガティブな僕たちなので、毎年今年は乗り切れるかなぁと心配しながら、何とか5年が過ぎました。お店を続けることができるということは、ジェラートを食べてもらうという意味で、お客さんがお店に来ていただけたということ。
続ければ続けるほど、僕が作ったジェラートがより沢山食べられたということで、それもまた嬉しいことです。

僕は元々コツコツするのが得意なタイプではないと思っていたのですが、意外なことにジェラート作りはコツコツ作り続けることが気に入っています。指示して作ってもらうというよりも、自分の手で出来る限り同じ作業であっても、作り続けるということが少しの差を理解するためには一番最適な方法だとも思うのです。
作り続けるには、食べ続けてもらわないといけないので、どこまで続けれるかは全然分かりませんが、終わりなき美味しさへの探求は、食べ続けてもらってこそ続けることができます。

食べてもらえるから作ることが出来るし、作ってもらえるから食べることが出来る。
僕はお店というものはそういう一方向でない関係性でありたいと思っています。ジェラテリアはそんな中でもとっても気軽で、ぶらっと立ち寄って一息つけるようなお店だと思います。

「きょうはジェラート日和だね。」
そんな会話が飛び交うようになればいいなと思います。

6年目も宜しくお願いいたします。