Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 06.29.2015 2:51pm

フィッシュ&チップス。

ジェラートとは全然関係なくもないのだけど、個人的にその地のものというのはとても興味があるし旅先ではだいたいそういったものをついつい選んでしまう。

という訳で、イギリスではとにかくフィッシュ&チップスをよく食べた。それもたまたま見つけて食べるというのではなくて、かなりあらかじめリサーチして臨んだ。後ほど、勝手に今回行ったお店のランキングを発表するとして、まずは、フィッシュ&チップスとはそもそもどういうものかという事から書くとしよう。
「フィッシュ&チップス」なんか良い響きだ。

その名の通り、フライにされた魚とフライドポテトのこと。
魚は主にタラ(COD)、コダラ(HADDOCK)、カレイ(SOLE)の3種類が一般的な魚の種類だそうで、その他にも幾つかの魚たちが選べる。一番はやっぱりコッドで、現地の人も頼んでいる人が多いようだった。
特徴は各お店の衣と魚の選び方という感じで、それぞれの違いは割とちゃんとある。

食べ方は、モルトビネガーというお酢と塩、最近はレモンを共にかけることが多いようで、魚や衣自体にそこまで味が付いている訳ではないので、白身だし味はかなり淡白だ。

あまり歴史について書き出すと長くなるので割愛するけど、所謂、その地のファーストフードで100年以上の歴史もある。

本当にファーストフードなので、専門店もあるし、パブや飲食店で置いてあることもしばしば。ただ、今回の経験からすると、専門店に行って食べることをオススメする。

面白いのが、専門店で買う場合、お持ち帰り(take away)とイートインに分かれているお店も多くて、お持ち帰りの場合は20%-30%程度安い。
take awayコーナーに簡易なイートインスペースを設けている場合もあって、その場合はサクッと食べて安くで済むのでそれもオススメだ。

あと不思議だなと思ったのは、響き的にも見た目的にも揚げ物だし、お酒と共に。と勝手に思っていたのだけど、現地の人の食べ方を見るとビールを一緒に頼んでいる人は少なくて、コーラや水と一緒に食べている姿を見ると、なるほど。本当にファーストフードなんだと思った。

日本でいうところの、ちょっとした出先にある焼き鳥とかコロッケみたいな感じなのかなと思う。

価格は、かなりお店によって違っているけど、7-13ポンドくらい。今のレートで1400円〜2600円という感じだろうか。ロンドン以外ではその半額くらいでもあるようだ。現地の人からすると勝手な想像だと1000円以内くらいでぶらっと食べるようなものな感じがした。

僕たちがイメージする魚の揚げ物よりもかなり大きくて、タラのサイズ自体がかなり大きいので、ボリュームはある。
尚且つ、フライドポテトの量が多い(魚に対しても)ので全体量はかなりなものになる。一人で食べると普通に晩御飯くらいにはなるのではないだろうか。
フライドポテトもお店によって違いはあるけど、基本的には棒状のフライドポテトで、イギリスのジャガイモは割と濃厚な味わいがするようで、フライドポテトも美味しい。
ただ、量が多いし飽きてくるので、チップス抜きに出来るところは時々抜いていたのだけど、やっぱりフィッシュだけだと絵的に寂しい。

フィッシュ&チップスの良さは、その気軽さと雰囲気が良いということもあるけど、衣が美味しく、味も淡白で日本人にも合うことだ。タラのプリッとした食感とサクッとした衣にたっぷりのビネガーをかけた時のマリアージュが素晴らしい。
コダラはふわっとしていて、現地の人の食べ方を見ていると崩しながらビネガーを混ぜ込んですくうように食べていたので、なるほど。と思った。
きっと、慣れてくると色々な種類の魚を試せて楽しそうだった。

フィッシュ&チップスについて熱く語ってしまったけれど、気を付けてもらいたいのは、お美味しくないものもあるし、美味しくないフィッシュ&チップスは本当に辛い。揚げ物なので油がもたれるし、魚臭かったりすると尚更だ。
僕も数日間した居なかったので、何も偉そうなことは言えないけれど、毎日食べてみて、もし食べるなら専門店に行くべきだと思った。

そして、これはどこでもよくあることなのだけど、その地のものはその地で食べて美味しいのであって、それを違う国、違う場所で食べても感じ方は全然違うものになるだろう。

せっかくなので、今回行ったお店を個人的にオススメしておこう。
パブや専門店以外で食べて美味しくなかったところは書かないので、紹介するお店は全部オススメだ。

1,TWO BROTHERS
少しセンターから離れているお店で、take awayもあるけど一番レストラン色が強い。衣のサクッと感も良いし、どこよりも魚のプリッと感が良かったように感じたお店。最近、改装されたのかインテリアはちょっとファミレス風だけど、サービスも良かった。

2,THE FISH HOUSE
ノッティングヒルにある、イタリア人のナイスなお兄さんが働いているお店。
こちらのお店はtake awayコーナーに簡単なイートイン席が設けてあるのでそこで食べるのがオススメ。
コッドのサイズを選べるのが嬉しい。淡い色をした衣だけど、非常にサックリ。魚は少し柔らかめな印象。

2,WRIGHT(マンチェスター)
こちらはたまたま通りかかったマンチェスターにあるお店。
古い建物の中にあるので天井が高くて全体的にスペースが広くてオシャレ空間。
サイズは小さいものの3.5ポンドとロンドンに比べるとかなり安い。素揚げに近いシンプルな感じで、衣のサクッと感をイメージすると少し違うかもしれないけど、これはこれでかなり美味しかった。

3,SEASHELL of LISSON GROVE
可愛いユニフォームを着た女の子たちが働く、ちゃんとブランディングされたtake away専門店。だと思って改めて調べるとレストランスペースもあるようだ。。。
ハイカウンターのみのイートインと外に少し席があって割と広め。ここは最初に行ったということもあってあまり比較しにくいのだけど、シンプルでバランスの良い仕上がりだったように思う。

4,THE FISH&CHIP SHOP
ここはウェブサイトが可愛くて行くことにしたお店で、インテリアは一番良かった。割とオシャレなangelというエリアにあって、隣にはアイスクリームショップがある。
週末だったので家族連れで来ているお客さんも多くて、素敵な雰囲気だった。
衣の状態も魚の果肉感もちょっと弱い気がした。

と、こんなところだけど、もっと沢山のフィッシュ&チップスのお店があるし数日しかいなかったのでにわか情報になってしまいますが、もし、ロンドンに行く機会があれば、この中のどこかに行ってみてください。どこも美味しいフィッシュ&チップスが食べれます。