Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 07.27.2015 2:41pm

完熟梅のジェラート。

引き続き忙しい毎日で有難い限りですが、なかなか製造が追い付かないこともあって、少し切らしてしまうフレーバーがあって申し訳ないです。

そんなところに、今日ようやく和歌山から完熟梅が届きました。
梅の時期ってもうだいぶ過ぎているんじゃないかと思われるかもしれませんが、梅というのは基本的に生食に向いていません。
梅干し、梅酒、梅ジャム。。。のように、干したり、漬けたりしなければ、酸味と灰汁が強過ぎて食べることが出来ません。

和歌山で梅を作られている方から色々教えてもらったのですが、僕も梅が生で食べることが出来るなんて思いもしませんでした。
青梅が出始めて、その後に黄色い梅も店頭に並びます。以前、自分でも梅シロップからジェラートを作ったこともあるし、ジャムにもしたこともありますが、思うような梅らしい味わいには出来なかったので諦めていたのですが、今回は生産者自ら、ギリギリまで完熟させた梅を、砂糖漬けにし少しだけ発酵させ、酵素を含ませた完熟梅を作ってもらったものを材料にジェラートにしてみます。
自然と木から落ちるくらいの熟し加減だそうで、なかなかそこまで調整出来ないそうで楽しみです。

サンプルを食べた感じでは、完熟した杏に近い色と味わいで、所謂「梅」をイメージするとビックリします。
酸味も残っていますが、梅らしい美味しさで香りの良さには驚きました。

梅は割と日本らしい素材で、梅酒や梅干しなどは一般的なものであるけど、食生活の変化からも梅干しの消費もかなり落ちているそうだし、せっかく良い素材なのにもったいないなとちょうど思っていたところだったので、今回は完熟梅のジェラートにチャレンジしてみることにしました。
生産者の方も初めての試みらしく、生産地以外で梅を生の状態で味わえることなんて本当に珍しいことだと思うし、みなさんにも是非味わっていただきたいなと思います。

まだジェラートにしていないので、どんな仕上がりになるか分かりませんが、きっと美味しく出来るはずです。
正直、生産者の方も、僕も初めてのことでどうなるか分からないし、実際かなりコスト高な素材でもあるのですが、今回は初めてということもあって、特にプレミアムなフレーバーではないよういしようと思います。

完熟した梅の写真も送ってもらったので使わせていただきました。

生産者の方もとても嬉しそうで、お互いワクワクするような仕事が出来るのは本当に気持ちが良いものです。

完熟梅のジェラートよろしくお願いします!