Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 03.21.2016 1:04pm

ラムレザンウィーク。

毎年1月あたりから聞かれる質問No,1。

「ラムレーズンありますか?」または、「ラムレーズン今年はやらないんですか?」

という質問。
僕は基本的に固形物が入っているアイスはそんなに好きではないのと、ラムレーズンのアイスがそれほど好きじゃなかったので意外だなと思うのですが、世の中にはラムレーズン好きな方が多いようです。

コンビニの中でも通年置いてないでしょうし、みなさんいったいどこでラムレーズンのアイスやジェラートを食べているのか不思議ですが、これだけ聞かれるということはやっぱりやるしかありません!

という訳で、22日から期間限定でラムレーズンのジェラートが登場します。
今年は申し訳ないのですが、期間限定な上、プレミアムフレーバーとして販売します。その代わりオンラインショップでも数量限定で全国にご配送も承ります。

ラムレーズンの薀蓄を少し。

ラムレーズンに限らず、お酒を使ったジェラートってジェラート作っている人ならそうそう。となると思いますが、なかなか良い状態を保ちにくいんです。
度数が高いリキュールを冷凍庫に入れていても固まらないように、アルコールというのは固まりにくい性質があるので、ジェラートに入っていても同じように固まりにくい、溶け易いということになります。
もちろん、ある程度は工夫すれば大丈夫なんですが、それでもアルコールに関しては今のところ、添加する量にもよりますが限界があるなと思っています。

さらに、ラムレーズンのようにレーズンにアルコールを入れている場合は、レーズンがジェラートの水分を吸ってしまうような感じになってしまって、せっかく良い状態だったジェラートも時間が経つにつれてバランスが崩れてしまいがちです。

なので、あまり長時間ショーケースに並べるのは怖いフレーバーでもあるのです。

とは言え、みんな好きなラムレーズン。

今年は期間を決めてよりクオリティの高いものを作ります。ラム酒はシンチェリータではお馴染みになってきたペールラバの8年ものを使いました。説明すると長くなってしまうので割愛しますが、フレンチクレオールラムと言って、要は手作りで手間ひまかけたラム酒です。
一般的によく目にするのはインダストリアル製法のもので、年数にもよりますが価格で比べると10倍くらい違います。

このペールラバの8年にオーガニックレーズンをレモンピールと共に漬け込みました。
少しシロップで割り、アルコール感と甘さを調整しています。漬け過ぎると果肉が柔らかくなり過ぎるし、浅く漬けるとプリっとした感じがなくて干し葡萄感が残り過ぎるので、真ん中くらいの漬け具合を目指しました。

ジェラート自体にも、漬けていたラム酒を混ぜ込んでいるのでジェラートからもとても良い香りがします。同じきびが原料ということで、ジェラートにはきび砂糖の甘さを中心に構成してみました。

1週間程度を予定していますが、なくなり次第終了となります。
ラムレザンウィークをお楽しみに!