Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 11.03.2016 11:20am

ランゲ地方のヘーゼルナッツ。

続いては、ヘーゼルナッツ。
ヘーゼルナッツはスペインやフランスにもありますが、有名なのはイタリアはピエモンテのヘーゼルナッツです。

今回は、縁があってヘーゼルナッツの産地であるピエモンテの山奥にあるランゲ地方という、産地のど真ん中でヘーゼルナッツの小さな工場を見学できることになっていて、これはとても楽しみでした。

このエリアは、世界的にも評価の高い「食」が多くて有名なエリアでもあります。
ワインはバローロやバルバレスコと言ったイタリアの中でも最高峰と言われるようなワイン、世界的にも希少な白トリュフ、そして、へーゼルナッツ。

ヘーゼルナッツは、ワインの産地とほぼ同じ場所にあって、実際、葡萄とヘーゼルナッツを両方栽培していることが多いそうです。
山の麓にヘーゼルナッツ、上の方には葡萄という風に。

今回は残念ながら天気が悪く、景色がちゃんと見れなかったのですが、それでも本当に一面、葡萄畑で絶景でした。
ヘーゼルナッツの木々も思っていたような感じで、割と小さい木々です。ヘーゼルナッツの実は8月くらいなると自然に落下し、それを掃除機みたいな機械で回収します。

それらを乾燥させてから、工場でローストしたりと、収穫したヘーゼルナッツは数ヶ月かけて、少ない家族で時間をかけて加工していきます。

一通りの流れを見せてもらって、意外とアナログな部分と機械的な部分があって、なるほどなということが多かったです。

普段は殻は付いていない状態がのものを使っているのですが、ロースト以降の工程はほとんど同じで、焼成の温度やペースト化の工程はとても勉強なりました。
専門の機械が必要かもしれないけれど、やってみたいことも増えました。

何より、ヘーゼルナッツの美味しいこと。香りが素晴らしくて、甘みもあって、こういうヘーゼルナッツが身近にあるとジェラート作るのにも最高だなぁと思います。

産地で買うと安いし、身近だから、お菓子にも料理にもよくヘーゼルナッツを使っていて、やっぱり、こうやって身近なことが文化になっていくんだなぁと改めて思いました。

ヘーゼルナッツのお菓子は沢山あって、メレンゲ菓子、ジャンドゥーヤ、焼き菓子などなど、イタリアらしく素朴なものが沢山あります。

ヘーゼルナッツは、今まで色々加工してきましたが、ジェラートよりも焼き菓子とかの方が活かしやすいのかなぁという気もしているので、これから冬に向けてヘーゼルナッツ菓子も幾つか作っていきたいなと計画しています。