Meister's Blog自分の言葉でお伝えします。

Posted on 09.22.2018 12:21pm

オリジナリティについてまた考える。

地味なことと派手なこと。
薄い味と濃い味。
定番のものと変則的なもの。
古いものと新しいもの。

オリジナリティについて考える時、どうしても後者の方がオリジナリティがあるように見受けられやすいように思う。
でも、それはそう見え易いというだけで、本質的にはどちらがどうということもなく、むしろ前者の方が個人的には追求したいオリジナリティの部分である。

僕はどうも性格的なこともあって、だいたいのことにおいて、前者が好みなので、オリジナリティについて考えたところで、あんまり派手で目立つようなことは出来ないし、強い味のものも作れない。
無理してやったところで、不自然な部分が少しずつ出てきてしまうものだと思うので、結局のところ、自分の好みや性格にあったものが個性になっていく気がする。

そう考えて逆算していくと、オリジナリティは自分自身を投影しているような要素が強くて、オリジナリティを高める近道は自分が好きなことを誰がなんと言おうがちゃんと好きであること、そして、そういうことを突き詰めていくことなのかもしれない。

そうしていると、自然と節々からオリジナリティが顔を出し始めて、例えば、ジェラート作りにおいても、作り方だったり、配合の考え方だったり、アプローチの仕方に自然と現れてくるようにも思う。

こうやってお花を活けたら美しいんですよ。と言われても、こうやってジェラートを作れば美味しいんですよ。と言われても、あまりピンと来ないもので、こういう方が自分にとっては美しい、美味しい、と思えることがあるならば、そこを自分なりに目指していけば良いのかなと思う。

。。。と、ちょっと偉そうなことを書いたけれど、自分自身もまだまだ過ぎて情けなく、なんとなく、こういう風に考えてやっていこうかなと思い始めたくらいのところです。

でも、最近になってようやく自分が思い描くジェラテリアはこういうのがいいなと思える姿が見えてきて、イタリアっぽいとか日本っぽいとかそういうことは抜きにして、自分本位になり過ぎても良くないけれど、自分らしいものになっていけば良いのかなと思います。