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Posted on 03.29.2019 12:18am

ヨーグルトのジェラート。

イタリアにいた時も、時々イタリアに旅行に行く時も、ジェラテリアに寄って選びがちなフレーバーの一つにヨーグルトがある。もちろん、日本でもフレーバーの中にヨーグルトがあるとついつい選んでしまう。

ヨーグルト味って、そこまで失敗しにくい気がするのと、単純に好きだと言う二つの理由で選んでいる。
ヨーグルト自体は毎日食べる方ではないけれど、見たことがないヨーグルトは必ず試すし、海外に行った時も必ずヨーグルトは色々試すので、ヨーグルト経験値はなかなか高いと言えるかもしれない。例えば、デンマークでは低脂肪ヨーグルトが多かったりとか、イタリアではコーヒー味やヘーゼルナッツ味など面白いフレーバーのヨーグルトが多かったりと国によっても特色がある。

日本はと言うと、割と横並びで特徴という特徴が少ない気がする。
最近は特に、酸味を敬遠する傾向にあるのか、まろやかで食べやすいヨーグルトが多く、低脂肪や低糖質みたいなものが多いようだ。人工甘味料を使った商品も多くあるように感じる。ただ、ヨーグルトの食感の違いが多くて、トロッとしたものもあれば、ザックリしたような食感のものなどもあって、そのあたりの違いは結構面白い。

ジェラートにする場合も、やはりヨーグルト自体の味が一番重要になってくるので、ヨーグルト選びは慎重になる。個人的な好みとしては、しっかり酸味と旨味があって、トロッとしたものが好きなのだけど、ジェラートにする場合、あまりヨーグルト自体の食感は大きく影響しないように思うので、ヨーグルトらしい酸味と旨味のバランスが良ければジェラートにするのには適しているように思う。

ただ、未だに美味しいヨーグルトジェラートを作るのには手を拱いていて、意外と難しい要素がある。
ジェラート用の材料として、牛乳に粉状のヨーグルトフレーバーを混ぜればできるものもあるにはあるのだけど、あまり味的に好みじゃないので、美味しいヨーグルトを使って、ジェラートにしようと試みている。

ヨーグルトは生きた乳酸菌がいるもので、加熱するには適していない。(色々、諸説はあるけれど)
糖類や安定剤を加えてジェラートを作っているので、製造工程的にどうしても加熱が必要なプロセスがあって、ヨーグルトだけではジェラートを作るのはなかなか難しい。
なので、牛乳も少し使いながら全体のバランスを考えてジェラートにしているのだけど、このバランスがとても難しい。

とは言え、なかなか美味しいヨーグルトジェラートになっていて、昨年まではいつもお世話になっているウッドベリーズさんのヨーグルトを使わせていただいていたのだけど、同業みたいなこともあって忙しい時期が被っていて、果物が多くてヨーグルトと合わせたいという時期に供給が間に合わなくて出せないという事が多かったので、今年から先日伺った木次乳業のヨーグルトで作ってみることにした。

木次のヨーグルトは昔ながらのヨーグルトでちゃんと酸味があって、最近は家でヨーグルトを食べる時はだいたい木次のヨーグルトを買っているくらい大好きなヨーグルトなので、ジェラートにしても、やっぱり美味しい。

という訳で、今年は少なくとも秋くらいまでは定番としてプレーンなヨーグルトフレーバーを並べるつもりです。

個人的には夏秋のフルーツとヨーグルトを合わせるのはとても良いと思うので、組み合わせに悩んだ時は、ぜひ、お試しを。