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Posted on 06.26.2019 3:53pm

チョコミントのジェラート。

ジェラートを食べたくなる季節がやって来ました。
と、同時に果物が色々、最盛期を迎えジェラート作りも忙しい時期です。

さて、今日はチョコミントのジェラートについて少し。

ここ数年、メディアの影響もあってか、チョコミントがにわかに流行しているようです。チョコミントは元々、アイスのフレーバーとして始まったように思いますが、最近は様々な商品で見かけますね。

おそらく、最初はアメリカのアイスクリームのフレーバーの定番メニューとして、あの青いミント味のアイスにチョコチップが入っていたものではないかと思います。今となってはケミカルな色にしか見えませんが、あれはあれで美味しいものです。

お客さんやスタッフの話を聞いていると、僕は割と好きなんですが、あのチョコミントのアイスは苦手だという話も良く耳にします。

シンチェリータでも流行る結構前から、チョコミントのジェラートは作っています。
当たり前ですが、ミントミルクジェラートとチョコチップの二つが合わさってチョコミントジェラートになります。

まず、ミントミルクのジェラートと言っても、作り方も色々あります。
香料的なミントやリキュールを使っているものが一般的には多いように思いますが、僕はやっぱりフレッシュミントが好きです。
フレッシュミントと言っても、ミントって実は本当に種類が多いもので、ペパーミントやスペアミントはよく見かけますが、アップルミント、パイナップルミント、オレンジミント、 イエルバブエナなどなどあって、それぞれ時期によって香りの強さが違っていて、葉っぱの固さも違っています。

毎年、その時のミントの様子を見て、ミックスしたり、単一品種で作ったりしています。
作り方も色々あって、ミルクと一緒に煮出したり、漬け込んで抽出したり、フレッシュミントをそのままミキサーにかけたりと、このあたりは作り手の好き好きかなぁと思います。
ミントってグリーンなイメージがありますが、加熱すると時間が経つと茶色くなります。また、酸化も早いのでミキサーにかけてもちょっと時間が経つと茶色くなって、風味も酸化した味になってしまいます。

なので、僕はフレッシュミントの葉っぱをちぎって、ミルクベースと一緒にミキサーにかけて軽く裏漉して、酸化する前に急いで冷やし固めてジェラートにする。と言う方法で作っています。

そして、もちろん、チョコチップも大切です。
当たり前ですが、チョコチップはチョコレートで出来ていて、チョコレートの仕上がりがパリッとした食感に影響するし、カカオを何%にして、甘さはどれくらいが良いかと言う点も重要です。
ミントミルクジェラートが割と爽やかでアッサリした仕上がりにしているので、チョコチップはカカオ強めでビターな仕上がりで出来るだけ細かくなるようにしています。

ミントも果物同様、生鮮品だと思うとジェラートに向いていて、その分、扱いは難しいし大切に扱わないといけませんが、生き生きとした美味しいジェラートになります。

7月、8月くらいはチョコミントのジェラートが店頭に並んでいると思うので、ミントアイスが苦手という方も、チョコミント好きという方も是非、お試しを。